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臨床研修のご案内(初期)
特徴

当院は「選択必修科目」を設けず、「1年次必修科目」を内科研修6ヶ月・外科研修3ヶ月・救急部門3ヶ月とし、「2年次必修科目」を小児科1ヶ月・精神科1ヶ月・産婦人科1ヶ月・地域医療1ヶ月とする。2年次の残り8ヶ月を自由選択とする。
  
1年次の必修科目における内科の6ヶ月は、血液内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、神経内科のうちから3ヶ月間ずつ2科を選択希望することができる。外科の3ヶ月間は、 一般・消化器外科を中心に 整形外科・脳神経外科等を加えて研修を実施する。また救急は、救命救急センターを併設し、初期から三次に渡る救急患者の幅広い診療を積極的に行っており、この患者数は年間7500名に及んでいる。屋上にはヘリポートを有し、遠く奥尻島や津軽海峡をはじめとする北日本海域の洋上からヘリコプター移送患者も受け入れている。
 
一方、2年次の必修科目を4ヶ月(小児科1ヶ月、精神科1ヶ月、産婦人科1ヶ月、地域医療1ヶ月)に設定し、自由選択科目については8ヶ月 の期間を設け、研修医の希望に応ずるとともに、到達目標にいたらなかった領域の補充にあてることができる。
 
研修医には、救急専従医や上級医の指導のもとに多数の症例を経験することにより、プライマリーケアを中心とした幅広い基礎的臨床能力を習得でき、このための優れた環境が備わっていると自負している。また、これをサポートする各診療科医師は、主として北海道大学、札幌医科大学、弘前大学の3大学出身者がほぼ等しい人数でおり、一大学に偏在することによる弊害がなく、また診療科間の障壁も見られない。加えて単一医局であることから相互に患者情報の交換が容易で、これから得られる常に顔の見える良好なコミュニケーションが指導を受ける上で大きな利点である。ここには、夜半までディスカッションする熱心な研修医の姿がよく見受けられる。また、病院全体の行事として、 毎週木曜日をレクチャーデー(通称:サーズデイレクチャー)として、各診療科からのレクチャー、ハンズオン・救命科のカンファレンス(通称:函塾)、臨床病理検討会(CPC)、評価、特別演習、さらには、隔月に開催される院内医療マネジメント報告会等への参加を必修とし、生涯教育の大切さとチーム医療を担う一員としての自覚を促している。この環境がもたらす研修内容は質、量ともに当院の特徴として誇りうる点である。 レジデントウィークについて

 当院では,臨床研修開始から半年が経過した9月末から10月初めの1週間にレジデントウィークを設けている。 ここでは,各研修医が各診療科のローテートを離れ,座学を中心とした研修を行っている。 一例として,1年目研修医が自らの興味ある分野等について,他の研修医に対しプレゼンテーションを行う。この際,準備に2年目研修医が指導を行い,さらに発表時には該当診療科の上級医が臨席し,講評を行う。これにより,発表する研修医のプレゼンテーション能力の向上に加え,研修医間での知識の共有が図られる。
 このように研修開始から半年間,臨床経験を積んだところで,一旦,日々の忙しい診療から離れ,じっくり座学研修を行うことにより,実際の臨床経験と,卒前教育での知識とを結びつけ,総合的・体系的な知識と診療能力を獲得してもらうことがレジデントウィークの狙いである。
 また,最終日には,他院において研修医の指導に力を発揮している指導医を招き,講演を行ってもらうことにより,1病院だけの研修では得ることが難しい,多角的な視野を養っている。

近年のレジデントウィーク講演者
H23.9.29 福井大学 林 寛之 先生
H24.9.27 藤田保健衛生大学 山中 克郎 先生
H25.10.4 福井大学 寺澤 秀一 先生
H26.10.2 市立堺病院 名倉 功二 先生

後期(3~5年次)研修およびその後の進路
 
初期研修終了後は、当院での後期研修も可能ですが、当院以外の施設、特に大学の教室に所属することを推奨しております。
 新専門医制度においては、一施設での研修では難しい面があり、また、若い医師にとって、タイプの異なる複数の施設を経験すること、なかでも一定の期間、大学という場に身をおくことが、その後の医師としてのキャリア形成において得るものが多いと考えます。
 その後、専門医資格を取得するまでは修練のために大学の教室からの派遣として、次いで専門医・学位を取得した後は指導的な立場として、当院に戻って来ていただくことを期待しております。
 (平成27年4月1日現在、当院で初期臨床研修を修め、その後、当院に戻ってきていただいている医師は12名となります。)


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