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リハビリ技術科

<言語聴覚療法とは>

 話す、聞く、考える、食べる・・・。われわれがごく自然に行っているこれらの機能が病気や事故などで障害されることがあります。また入院後や手術後に一時的に機能が低下して支障をきたすことがあります。特に言語機能や高次脳機能は人間特有の機能であり、また摂食嚥下(食べることの)機能は生命を維持する上で必要不可欠な機能です。言語療法はこれらの機能に問題がある方々に対して専門的サービスを提供し、自分らしい生活を構築できるよう支援をするリハビリテーションです。


<主な対象疾患>

・ 脳神経外科 脳梗塞 脳出血 脳腫瘍 くも膜下出血 等
・ 神経内科 パーキンソン病 筋萎縮性側索硬化症 脊髄小脳変性症 多発性硬化症 ギランバレー症候群 等
・ 救命救急センター 多発外傷 熱傷 気管切開術後の発声発語障害・嚥下障害。
・ 心臓血管外科 術後合併症(反回神経麻痺)による音声障害・嚥下障害。
・ 耳鼻咽喉科 頭頸部がん 舌がん 等
・ 消化器外科 食道がん 等
・ 呼吸器内科 誤嚥性肺炎
・ 整形外科  頚髄損傷


<言語療法内容>
  1. 様々な原因にて嚥下障害を疑う患者さまに対して、入床直後よりベットサイドにてリハビリテーション医の施行する嚥下内視鏡検査(VE:Video endoscopic examination of swallowing) や嚥下造影検査(VF:Video fluoroscopic examination of swallowing)に参加。適時、食事開始の可否や安全な食事形態の選択、姿勢調整や介助方法の提案などを行うとともに、段階的な食事形態(嚥下調整食)の提供にて誤嚥性肺炎の予防に努めています。
  2. 脳血管疾患や神経変性疾患による構音障害や失語症などの言語障害、記憶や注意集中などの高次脳機能障害に対して、各種の神経心理学的検査をもとに改善を図ります。
  3. がんの術後などで器質的変化をともなう場合には食道発声や人工喉頭などの代替音声の習得を行っています。また気管切開をされた患者さんにおいても積極的に発声発語のリハビリを行っています。