PAD(末梢動脈疾患)・フットケア外来

PAD(末梢動脈疾患)とは?

動脈硬化疾患のうち下肢動脈が動脈硬化によって狭窄または閉塞することで血流不全になる病気です。高齢化に伴い道南でも急増傾向にあります。
冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞)、脳動脈疾患(脳卒中)との合併も多いです。
進行すると下肢が壊疽し切断しなければならなくなります(下肢切断時の5 年死亡率は大腸癌とほぼ同等)。有病率は65 歳以上の10〜15%とも言われています。


PAD の症状分類(Fontaine(フォンテイン)分類)

Ⅰ 冷感・しびれ
Ⅱ 間欠性跛行
Ⅲ 安静時痛
Ⅳ 潰瘍・壊死
あまり歩かない人は無症状のまま、いきなり壊死の状態で発見されることも、、、


手術方法

・外科的手術
  バイパス手術(全身麻酔) 二週間程度の入院
  内膜摘除(局所麻酔)   5-7 日程度の入院
・カテーテル手術(局所麻酔) 3-4 日程度の入院
・ハイブリット手術(外科的手術とカテーテル手術の融合手術)
※患者さん個々の状況や希望に応じ、適切な手術方法を学会が提唱する治療指針(ガイドライン)に沿って選択します。

日本循環器病学会提唱ガイドライン
http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2015_miyata_h.pdf


・バイパス手術

右浅大腿動脈‐足背動脈バイパス術後CT 画像


・内膜摘除


・カテーテル治療



フットケアチーム

足を守るための職種の垣根を超えた専門家集団によるチームです。2018年4月院内正式チームとして認定されました。心臓血管外科医師、形成外科医師、看護師、理学療法士、放射線技師、臨床検査技師、義肢装具士で構成されています。

適切な検査で早期発見し、リハビリや患者教育などで悪化を予防します。重篤な血流障害がある場合は手術(バイパス手術やカテーテル治療、当院ではどちらの治療も可能)を施行します。また必要であれば患者の足にフィットしたオーダーメイドの装具を作成いたします。

PAD(末梢動脈疾患)・フットケア外来ではPAD だけでなく下肢症状にお困りの患者さんを診療いたします。
何かございましたら気軽に一度ご連絡ください。