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婦人科がん診断・治療の概要

<婦人科がんの診断>

 治療法の決定の前に子宮の細胞診・組織診(精密検査)、血液検査、画像診断(超音波、CT、MRI)にて、がんの存在やその広がりを確定あるいは推定します(下図に例を示します)

  1.  細胞・組織診(体癌の場合):子宮腔内から採取して診断、外来診察室で施行

  2.  画像検査(超音波、CT,MRIなど)による腫瘍の形状や広がりの検査

 通常は全て外来で検査可能ですので全身状態が悪い場合を除き、検査のための入院の必要はありません。場合によりさらに他の検査を追加する場合もあります。これらの検査により、そのがんに対する進行期や治療方針(手術可能かどうか、手術の場合どこまで摘出可能か、腸管などの合併切除は必要か、放射線治療や抗がん剤治療はどうかなど)が決まります(下図参照)。


 検査の結果は通常外来で患者さん本人にお伝えします。一人で心配な場合はご家族等と一緒に御来院ください。結果をお伝えしたうえで治療に対して予想される結果(治療の効果や合併症の発症、予後の見通しなど)を説明し、ご本人の治療に対する承諾(治療同意書が必要)を得た上で最終的な治療の方針が決まります。本人あるいは代理人による書面での同意が得られない場合、がんとしての治療は開始できません。説明には充分な時間を取るために通常月曜の午後に外来時間を設定していますが、休日や予約多数の場合にはその他の時間になることもあります。ただし手術日には時間を取るのが困難であることはご了承ください。当院での治療を希望しない場合、セカンドオピニオンを希望される場合は他院への紹介状をお渡しします。(以下まとめ)

 ・ 術前検査は特別な場合を除き外来診療の中で行われる
 ・ 治療には結果を理解した上でご本人、ご家族(代理人)の同意が必要
 ・ セカンドオピニオンを含む他院への紹介も行える