麻酔科

麻酔科は、5名の麻酔科医で診療にあたっております。その主な業務は、手術室における全身麻酔をはじめとする各種麻酔、集中治療室(ICU)における重症患者の全身管理を二大柱としております。以前は各種痛みに対するペインクリニックもわずかながら行っておりましたが、これを専門とする医師がいないため現在は外来業務は停止しております。
また、研修医の臨床教育にも積極的に携わっており、毎年5~9名の研修医が臨床麻酔やICUでの治療を通して、気管挿管に始まる呼吸管理や輸液や昇圧剤などを駆使した循環管理を学んでおります。
そのほか、救命救急士の気管挿管実習も受け入れており、手術患者さんのご協力のもとに安全に行っております。


対象となる疾患と診療内容

手術、麻酔の対象患者は全ての科に及びます。どの科のどんな手術であっても対応可能です。
ICUでの集中治療は、主に呼吸不全で人工呼吸器が必要な患者や、急性腎不全で透析が必要な患者、循環不全で強力な昇圧剤や輸液が必要な患者、大手術後で全身状態が不安定な患者が対象となります。具体的には、重症急性膵炎や敗血症性ショック、多臓器不全、重症肺炎などが対象となります。


麻酔件数・ICU患者数

昨年1年間の全手術2536件のうち、麻酔科が行った麻酔件数は2062件です。
このうち緊急、準緊急手術の麻酔が2割以上を占め、定期外手術の麻酔が多いのも当院の特徴です。科別では外科が最も多く、整形外科、心臓血管外科と続きます。
昨年1年間にICUに入室した全411名の患者さんのうち、麻酔科が治療に関与した患者数は312件です。